2013年06月23日
自作の竹花入れに今日開花の桔梗一輪
本日、やっと我が家の桔梗が開花しました。
先日完成した竹花入れに自分で桔梗を生けて見ました。
野にあるようにとはいきませんが。
我が家の小さな庭にも季節の花をいくつか植えていますが、竹の花入れに生ける花を探していて気づいたことがあります。
それは洋花が殆んどで和花(日本風)が殆んど無いことです。
花の知識はまったくありませんが日本古来のものは少ないのでしょうね。
今日一輪だけ開花しました。咲いたばかりでまだ五角になっていません。
つぼみがいっぱいあるので楽しみです。
つぼみがいっぱいあるので楽しみです。
2013年06月15日
竹の花入れ第一作完成しました。
これが竹の花入れ一重切りの完成品です。
茶室(どこにあるの?)に合う花が無かったのでまだ生けていません(*^_^*)
(もうすぐ桔梗が咲きそうなので暫くお待ち下さい)
高さ32センチ 幅8センチ
お恥ずかしい話なのですが、幸竹さんから制作資料を頂くまで竹の花入れが茶道具とは知りませんでした。
そこで少し手習いを
竹の花入は、1590年(天正18)千利休が秀吉の小田原攻に従った折、陣中の中にあって茶席を催す。
この時、伊豆韮山の竹を取り寄せて3本の竹花入(夜長・園城寺・尺八)を作ったのものを始めとするのが通説となっているらしいです。
室町時代から竹で作られた花入は存在したが、利休によって正式な花入として認知されたようです。
それでは、前回からの続きで今回は釘穴を開けます。
木工用のドリル刃が無かったので鉄工用6ミリで上下に2箇所空けました。
ドリルの上に写っているのは ファイルソーと言う工具で上下左右斜めなど自由に切れる万能ノコギリです。
丸ヤスリをまだ買ってないのでファイルソーで慎重に穴を広げました。
仕上げはドライバーにペーパーを巻きつけて削りました。
いよいよ落とし(水を入れる受筒)を入れる穴を開けますがその前に落としの節を削り太さを出来るだけ一定にします。
落とし用の竹が真円でなく長短で3ミリぐらい違うのですがこれはどうしようも無いので大きめの穴を開けます。
落としを花入れの節にあてて罫描き、線の内側に何カ所か穴を開けます。
この後、金鎚でたたいて穴を開けるそうですが他が割れそうなのでニッパで切り取りました。
整形は100均で買った半丸の木工やすりで削り、あとはペーパーをかけました。
次は下の節の穴開けですが、ここで登場するのが幸竹さんに頂いた、ドリルの延長シャフトです。
先端に6ミリのドリル刃を六角ネジで止めると十分な長さになり、下の節に簡単に穴が開けることが出来ました。
今度はヤスリが届かないので殆んど使ったことの無いハンドバイスでヤスリを延長して削りました。
無事に穴は広がり、落しが下節に落ち着きました。(あまり大きくすると落ち着かないそうです。)
この後は落しが花窓より15ミリぐらい下になるように切るだけなのですが、これが又、中々垂直に切れません。
キットといっても殆んど自分で加工するのですが、花入れの材料の上下は幸竹さんが垂直に切り、ベルトサンダーで綺麗に加工してくれていました。
作ってから思うとこの竹を垂直に綺麗に切るということが一番難しい。
後、2セット残っていますので、練習して真直ぐに綺麗に切れるようになりたいと思っています。
花入れの材料の竹を入手するのに手こずっています。
近くで竹林をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
私の師匠幸竹さんの竹の花入れ工房
茶室(どこにあるの?)に合う花が無かったのでまだ生けていません(*^_^*)
(もうすぐ桔梗が咲きそうなので暫くお待ち下さい)
高さ32センチ 幅8センチ
お恥ずかしい話なのですが、幸竹さんから制作資料を頂くまで竹の花入れが茶道具とは知りませんでした。
そこで少し手習いを
竹の花入は、1590年(天正18)千利休が秀吉の小田原攻に従った折、陣中の中にあって茶席を催す。
この時、伊豆韮山の竹を取り寄せて3本の竹花入(夜長・園城寺・尺八)を作ったのものを始めとするのが通説となっているらしいです。
室町時代から竹で作られた花入は存在したが、利休によって正式な花入として認知されたようです。
それでは、前回からの続きで今回は釘穴を開けます。
木工用のドリル刃が無かったので鉄工用6ミリで上下に2箇所空けました。
ドリルの上に写っているのは ファイルソーと言う工具で上下左右斜めなど自由に切れる万能ノコギリです。
丸ヤスリをまだ買ってないのでファイルソーで慎重に穴を広げました。
仕上げはドライバーにペーパーを巻きつけて削りました。
いよいよ落とし(水を入れる受筒)を入れる穴を開けますがその前に落としの節を削り太さを出来るだけ一定にします。
落とし用の竹が真円でなく長短で3ミリぐらい違うのですがこれはどうしようも無いので大きめの穴を開けます。
落としを花入れの節にあてて罫描き、線の内側に何カ所か穴を開けます。
この後、金鎚でたたいて穴を開けるそうですが他が割れそうなのでニッパで切り取りました。
整形は100均で買った半丸の木工やすりで削り、あとはペーパーをかけました。
次は下の節の穴開けですが、ここで登場するのが幸竹さんに頂いた、ドリルの延長シャフトです。
先端に6ミリのドリル刃を六角ネジで止めると十分な長さになり、下の節に簡単に穴が開けることが出来ました。
今度はヤスリが届かないので殆んど使ったことの無いハンドバイスでヤスリを延長して削りました。
無事に穴は広がり、落しが下節に落ち着きました。(あまり大きくすると落ち着かないそうです。)
この後は落しが花窓より15ミリぐらい下になるように切るだけなのですが、これが又、中々垂直に切れません。
キットといっても殆んど自分で加工するのですが、花入れの材料の上下は幸竹さんが垂直に切り、ベルトサンダーで綺麗に加工してくれていました。
作ってから思うとこの竹を垂直に綺麗に切るということが一番難しい。
後、2セット残っていますので、練習して真直ぐに綺麗に切れるようになりたいと思っています。
花入れの材料の竹を入手するのに手こずっています。
近くで竹林をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
私の師匠幸竹さんの竹の花入れ工房
2013年06月12日
竹の花入れのその後
私事ですが先月末から風邪(?)を引いていました。
薬を飲み安静にしていたのですが夕方からの微熱と朝方のセキがとまりません。
昨日あたりから熱が取れたので早速竹の花入れの制作を再開しました。
最初に罫書きした表皮だけを慎重に切ります。
そのあと竹を手前に回しながら深く切っていくのですが、罫書きのずれを気にして少しでも鋸を振るとささくれが出来ます。
写真ではわかりませんが上部にささくれができています。
鋸痕をつけずに真直ぐにカットするのは難しいです。
上下のカットのあと横を罫書きから10ミリ位のところにドリルで何箇所か穴を開けます。
反対側も同じように穴を開けます。
罫書きから10ミリの位置に穴を開けていますが罫書き線までは、あとで削る必要があります。
竹は思った以上に硬いので小刀で削るのは大変でした。
なれればもう少し際に穴を開けたほうが良いと思います。
ドリルを少し横に振って横穴にし、ドライバーを差し込んでこじれば簡単に外れました。
罫書き線まで小刀で削るのは大変でした。
切れない刃物は怖いので結構いいものを買ったのですが竹は硬いです。
この作業は竹を挟み込んで固定するほうがいいです。
残りは100均で買った木工やすりが大活躍しました。
とりあえず外観だけは完成です。
本日はここまで、次回はいよいよ完成です。
薬を飲み安静にしていたのですが夕方からの微熱と朝方のセキがとまりません。
昨日あたりから熱が取れたので早速竹の花入れの制作を再開しました。
最初に罫書きした表皮だけを慎重に切ります。
そのあと竹を手前に回しながら深く切っていくのですが、罫書きのずれを気にして少しでも鋸を振るとささくれが出来ます。
写真ではわかりませんが上部にささくれができています。
鋸痕をつけずに真直ぐにカットするのは難しいです。
上下のカットのあと横を罫書きから10ミリ位のところにドリルで何箇所か穴を開けます。
反対側も同じように穴を開けます。
罫書きから10ミリの位置に穴を開けていますが罫書き線までは、あとで削る必要があります。
竹は思った以上に硬いので小刀で削るのは大変でした。
なれればもう少し際に穴を開けたほうが良いと思います。
ドリルを少し横に振って横穴にし、ドライバーを差し込んでこじれば簡単に外れました。
罫書き線まで小刀で削るのは大変でした。
切れない刃物は怖いので結構いいものを買ったのですが竹は硬いです。
この作業は竹を挟み込んで固定するほうがいいです。
残りは100均で買った木工やすりが大活躍しました。
とりあえず外観だけは完成です。
本日はここまで、次回はいよいよ完成です。