2013年09月08日
竹のバランストンボの作り方
前回の、竹トンボの工作で作った竹トンボを幼稚園に持って行き、園長先生と一緒に飛ばしてみましたがあまりうまくは飛びませんでした。
滞空時間を延ばす方法を探すのに広島の竹工芸作家幸竹さんのホームページをのぞいて見ると、竹トンボはありませんが本物そっくりに作られたバランストンボの作品がありました。
そんな折、先週末に名古屋の友人と近江八幡を散策した時、新町通りの犬矢来に竹のバランストンボが展示されているのを見ました。
腕がうずうずしてさっそく作ってみました。

作り方など色々ネットで探しましたがサイズの記入がなかったり、イメージが合わなかったりしましたので初めての工作ですが実寸を記入し工作で得たことを含め生意気ですが「作り方」にしました。

写真は全てサムネイルにしてありますのでクリックすると大きくなります。


竹を羽根用に2本(1本で2枚上下(左右)に取っています。)と胴体用1本用意します。
上の図に書き忘れましたが羽根用は厚み2ミリにしました。
胴体用は端に節のある竹をつかい、節の部分は頭の羽根を止める部分に使います。


羽根と胴体を画のように削りだします。羽根は4枚とも同じサイズにしました。
削り終えたものを並べてみるとこんな感じになります。
この時点で羽根を固定する穴を胴体に開けます。
私は1ミリのドリルを使いましたが細いキリでも大丈夫だと思います。


口の部分をバランスを取る部分にしますので下に90°ぐらい曲げます。
この角度でバランスを調整するのが一番効きますので、この前に羽根を胴体につける穴の加工を終えておいてください。
半田ごてでやりましたがお持ちでない方はローソクやライターであぶって曲げると良いと思います。
焦げないようにアルミ箔を巻きましたがやっぱり焦げました。


一気に曲げたので曲げた部分の表皮が切れたようになりました。(初めてだから仕方ないですよね。!(^^)!)
この時、同じように熱を加え尻尾の部分を少し上向きにそらすと少しそれらしくなします。
後は組み立てると完成ですがバランスの微調整は羽根を前後させて行います。
羽根の取り付けは少し下向けにします。
今回大体で下げましたが約25ミリ下へ下がっています。
羽根の接着は瞬間接着剤を使用しました。
質問がありましたらコメントにお願いします。
2013/10/23追記 バランスのとり方を投稿しましたので参考にしてください。
竹のバランストンボの作り方2(バランスのとり方)
滞空時間を延ばす方法を探すのに広島の竹工芸作家幸竹さんのホームページをのぞいて見ると、竹トンボはありませんが本物そっくりに作られたバランストンボの作品がありました。
そんな折、先週末に名古屋の友人と近江八幡を散策した時、新町通りの犬矢来に竹のバランストンボが展示されているのを見ました。
腕がうずうずしてさっそく作ってみました。
作り方など色々ネットで探しましたがサイズの記入がなかったり、イメージが合わなかったりしましたので初めての工作ですが実寸を記入し工作で得たことを含め生意気ですが「作り方」にしました。

写真は全てサムネイルにしてありますのでクリックすると大きくなります。
竹を羽根用に2本(1本で2枚上下(左右)に取っています。)と胴体用1本用意します。
上の図に書き忘れましたが羽根用は厚み2ミリにしました。
胴体用は端に節のある竹をつかい、節の部分は頭の羽根を止める部分に使います。
羽根と胴体を画のように削りだします。羽根は4枚とも同じサイズにしました。
削り終えたものを並べてみるとこんな感じになります。
この時点で羽根を固定する穴を胴体に開けます。
私は1ミリのドリルを使いましたが細いキリでも大丈夫だと思います。
口の部分をバランスを取る部分にしますので下に90°ぐらい曲げます。
この角度でバランスを調整するのが一番効きますので、この前に羽根を胴体につける穴の加工を終えておいてください。
半田ごてでやりましたがお持ちでない方はローソクやライターであぶって曲げると良いと思います。
焦げないようにアルミ箔を巻きましたがやっぱり焦げました。
一気に曲げたので曲げた部分の表皮が切れたようになりました。(初めてだから仕方ないですよね。!(^^)!)
この時、同じように熱を加え尻尾の部分を少し上向きにそらすと少しそれらしくなします。
後は組み立てると完成ですがバランスの微調整は羽根を前後させて行います。
羽根の取り付けは少し下向けにします。
今回大体で下げましたが約25ミリ下へ下がっています。
羽根の接着は瞬間接着剤を使用しました。
質問がありましたらコメントにお願いします。
2013/10/23追記 バランスのとり方を投稿しましたので参考にしてください。
竹のバランストンボの作り方2(バランスのとり方)
風呂混合栓 水漏れ修理をするがスッキリしない。
ガレージシャッター下の隙間を埋める
ペットボトルで作るマスクフレーム
来年の干支「寅」の竹細工
殺菌灯(紫外線UVC)で新型コロナウイルス対策
ATMの液晶画面何で押してますか?
ミシンが上手になりました。(マスクのおかげで!)
電気ドリルなどの速度コントローラーを作る?(組み立て)
ガレージシャッター下の隙間を埋める
ペットボトルで作るマスクフレーム
来年の干支「寅」の竹細工
殺菌灯(紫外線UVC)で新型コロナウイルス対策
ATMの液晶画面何で押してますか?
ミシンが上手になりました。(マスクのおかげで!)
電気ドリルなどの速度コントローラーを作る?(組み立て)
Posted by 爺爺の手習い at 20:22│Comments(10)
│図画工作
この記事へのコメント
こんばんは。。。
すごい設計図ですね!!
少しのバランスも影響するのですから
このような図面になるのでしょうね。。。
私だったらこんな図面は書けませんから
きっとバランスの悪いものしか出来ないことでしょうね(笑)
爺爺の手習いを改名されて「巧みの爺爺さん」ですね
すごい!!
すごい設計図ですね!!
少しのバランスも影響するのですから
このような図面になるのでしょうね。。。
私だったらこんな図面は書けませんから
きっとバランスの悪いものしか出来ないことでしょうね(笑)
爺爺の手習いを改名されて「巧みの爺爺さん」ですね
すごい!!
Posted by 森の妖精
at 2013年09月08日 21:20

こんばんは、淡海の爺爺さん。
お元気でご活躍ですね。
いいトンボができましたね。
詳細な解説を参考にされ、皆さん作られると思いますよ。
数匹作って、竹の枝に止まらせると、風情があっていいものです。
本物に似せるより、シンプルに作った物がいいようです。
夏バテもおさまり、そろそろ制作意欲を出さないと思っています。
竹細工と麗人画に。
お元気でご活躍ですね。
いいトンボができましたね。
詳細な解説を参考にされ、皆さん作られると思いますよ。
数匹作って、竹の枝に止まらせると、風情があっていいものです。
本物に似せるより、シンプルに作った物がいいようです。
夏バテもおさまり、そろそろ制作意欲を出さないと思っています。
竹細工と麗人画に。
Posted by 幸竹 at 2013年09月08日 23:18
森の妖精さん お早うございます。
初めて作ったのですが八幡で現物見たのでうまく作れたと思います。
窓際に飾りましたが中々風情があって良い物です。
森の妖精さんもいつ家にいるのかわからないくらい元気に活躍されていますね。!
初めて作ったのですが八幡で現物見たのでうまく作れたと思います。
窓際に飾りましたが中々風情があって良い物です。
森の妖精さんもいつ家にいるのかわからないくらい元気に活躍されていますね。!
Posted by 爺爺の手習い
at 2013年09月09日 09:43

幸竹さんお早うございます。
何時も有り難うございます。
バランストンボの作り方、ネットで色々見てみましたがサイズなど細かいところが解らないので途中から工程を写真に撮って載せてみました。
これも人に喜ばれそうなので何匹かq作ってみたいと思います。
何時も有り難うございます。
バランストンボの作り方、ネットで色々見てみましたがサイズなど細かいところが解らないので途中から工程を写真に撮って載せてみました。
これも人に喜ばれそうなので何匹かq作ってみたいと思います。
Posted by 爺爺の手習い
at 2013年09月09日 09:49

初めて、拝見しました。 このごろ近所の先輩に「竹細工に精を出せ」と言われ、挑戦を始めました。何もかもが初めてで、ネットで
検索をして、
図面を見させてもらい早速作ってみましたが、所詮素人 くちばしの曲げがどうもうまくできず、10数本失敗しました。 電気ゴテも有り、やって焦がし、ライターで焦がし、炭火で焦がしの連続で落ち込んでます。 どうやればいいのやら?
また 書かせてもらいます。
検索をして、
図面を見させてもらい早速作ってみましたが、所詮素人 くちばしの曲げがどうもうまくできず、10数本失敗しました。 電気ゴテも有り、やって焦がし、ライターで焦がし、炭火で焦がしの連続で落ち込んでます。 どうやればいいのやら?
また 書かせてもらいます。
Posted by 掛川市のMTO at 2013年12月30日 22:54
掛川市のMTO さん こんにちは。
ご訪問有り難うございます。
くちばしの曲げは、私もいまだに苦手です。
曲がる温度加減が解るまで何回か練習しました。
角度も最初の頃は90度ぐらい曲げていましたが30、40度程度曲げれば良いみたいです。
半だごてを使う場合でも最初から接触させずに、1ミリほど浮かしてしばらく炙ってから曲げるときに接触する感覚でやると焦げません。
詳しくお知りになりたい場合は、メッセージを送るでメールいただければ画付きで説明させていただきます。
ご訪問有り難うございます。
くちばしの曲げは、私もいまだに苦手です。
曲がる温度加減が解るまで何回か練習しました。
角度も最初の頃は90度ぐらい曲げていましたが30、40度程度曲げれば良いみたいです。
半だごてを使う場合でも最初から接触させずに、1ミリほど浮かしてしばらく炙ってから曲げるときに接触する感覚でやると焦げません。
詳しくお知りになりたい場合は、メッセージを送るでメールいただければ画付きで説明させていただきます。
Posted by 爺爺の手習い
at 2013年12月31日 14:25

こんにちは。淡海の爺爺さん。
すごくわかりやすですね。
時間があれば作ってみたいものです。
すごくわかりやすですね。
時間があれば作ってみたいものです。
Posted by denson_sin at 2016年03月08日 12:46
denson_sinさん こんばんは。
コメントありがとうございます。
この記事をきっかけに竹のバランストンボ作りを始めた方が何人かいらっしゃいます。
皆さん私より素晴らしい作品をYouTubeやブログなどで発表されていますのでdenson_sinさんも是非作って見てください。
コメントありがとうございます。
この記事をきっかけに竹のバランストンボ作りを始めた方が何人かいらっしゃいます。
皆さん私より素晴らしい作品をYouTubeやブログなどで発表されていますのでdenson_sinさんも是非作って見てください。
Posted by 爺爺の手習い
at 2016年03月08日 20:20

寸法図大変参考になりました。さっそく5匹作ってみました。なんとかバランスをとっています。
Posted by 谷 辰彦 at 2016年04月29日 10:23
谷さんお早うございます。
コメントありがとうございます。
口の部分を鋭角に曲げるのは難しいです。
最近作っている量産モデル?はあまり曲げずにバランスをとっていますので方法をそのうちアップします。
コメントありがとうございます。
口の部分を鋭角に曲げるのは難しいです。
最近作っている量産モデル?はあまり曲げずにバランスをとっていますので方法をそのうちアップします。
Posted by 爺爺の手習い
at 2016年04月29日 11:43

★★★ロシア語のスパムが多いので暫くは会員のみにしています。★★★