2013年02月27日
歴史散歩 雪の柏原宿から日本一美しい観音様をたずねて
今年も始まりました名古屋栄の居酒屋の歴史散歩ツアー
日曜日(24日)雪の降る中、関ケ原~柏原宿~醒ヶ井宿~観音寺~息長陵~渡岸寺観音堂~石道寺~水鳥ステーションを訪ねてきました。
当日の長浜方面の天気予報は雪時々やむ。
名古屋の車組みと関ケ原で待ち合わせをしました。
私が家を出る時、大津でも雪がちらつき安土を過ぎた頃から吹雪になっていました。
近江長岡ではホームに靴が隠れるほど雪が積もっていたので心配しましたが関ケ原は比較的少なかったので一安心。
ここから妙齢のご婦人(間違った意味のほう(^ム^)3人とJIJI3人計6人の旅が始まります。
ドライバーは信州で生まれ育った現役JIJI、因みに車はノーマルタイヤでチェーンなしで命を預けます。
ナビゲーターは近江と比叡山をこよなく愛する万菊の大将で、地元の人も嫌がる道を案内します。

家を8時30分に出て10時26分関ケ原到着。
結構時間は掛かります。
雪の心配をしながらも心はワクワク・・・


岐阜県と滋賀県の県境です。 ここから柏原宿が始まります。

艾(もぐさ)やさんが昔のまま何件か残っています。
今も古民家が点在しており、町並みには宿場時代の面影がよく残っています。
晴れていれば柏原宿歴史館も訪ねると良いのですが。
吹雪で車の外へは寒くて出られず車内からの撮影で曇っています。
雪がひどくなって来たので景色を見ながら通過。
あっというまに醒ヶ井宿。

醒ヶ井宿ではいつも駅横の和風バイキングです。
地元の食材で何時もできたてで美味しいです。
品数も多く今年は若い人用のから揚げなども有りました。
私は食べられませんが(^^ゞ
三水四石の清らかなお水も また、格別です。

コーヒーを飲む間も惜しんで次は石田三成ゆかりの観音寺へ向かいました。


参道は雪が一杯で足跡もありません。
秀吉と三成の出会いは、この寺で三碗の才といわれてますが、最初はぬるめのお茶、2杯目は若干熱め、3杯目は熱いお茶を少量という心遣いが秀吉の心をとらえたそうです。

境内はまるで水墨画のようでした。

ナビゲーターはゆっくりはさせてくれません。
観音様に合いに来たのですから。
でもその前に長浜街道からの伊吹の唯々汚れのない白い山を見ながら少しマイナーなところへ。

敏達天皇皇后息長廣姫(おきながひろひめ)息長陵です。
墳墓は壊れて裏手は民家だそうです。(ナビ談)
本日の目的地渡岸寺観音堂へ

渡岸寺観音堂(向源時)
パンフレットと同じ位置から撮って見ました。


案内板は見えないですよね!
要約すると姉川の合戦の時、信長の兵火から守るため住僧功園は門信徒と共に命がけで観音像をはじめ多くの仏像をこの地に埋めて災禍を逃れたと伝えられているそうです。

本当に美しいです。
説明はしません。
ご自分でお会いに行ってください。
お堂に安置される十一面観音は、日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作といわれ、祈りの仏にふさわしい、慈愛に満ちたお姿の観音さまです。(滋賀県観光情報より)
最後にこれも村人(区)が守る十一面観世音菩薩に会いに石道時へ向かう。


大正3年に参詣と保全に便利な里地にもっとも近いこの北山にお厨子と共に移して来たとの話ですが今でも十分山奥でした。
この後、琵琶湖を見たいということで水鳥ステーション(水鳥公園の隣)へ行きましたがコーヒーを飲んでるうちに吹雪になり水鳥がいるかどうかも確認できません。
雪の琵琶湖見ながら米原駅までドライブしました。
米原駅まで送ってもらったので名古屋組より早く家に着きました。
もう、次を楽しみにしています。
日曜日(24日)雪の降る中、関ケ原~柏原宿~醒ヶ井宿~観音寺~息長陵~渡岸寺観音堂~石道寺~水鳥ステーションを訪ねてきました。
当日の長浜方面の天気予報は雪時々やむ。
名古屋の車組みと関ケ原で待ち合わせをしました。
私が家を出る時、大津でも雪がちらつき安土を過ぎた頃から吹雪になっていました。
近江長岡ではホームに靴が隠れるほど雪が積もっていたので心配しましたが関ケ原は比較的少なかったので一安心。
ここから妙齢のご婦人(間違った意味のほう(^ム^)3人とJIJI3人計6人の旅が始まります。
ドライバーは信州で生まれ育った現役JIJI、因みに車はノーマルタイヤでチェーンなしで命を預けます。
ナビゲーターは近江と比叡山をこよなく愛する万菊の大将で、地元の人も嫌がる道を案内します。
家を8時30分に出て10時26分関ケ原到着。
結構時間は掛かります。
雪の心配をしながらも心はワクワク・・・


岐阜県と滋賀県の県境です。 ここから柏原宿が始まります。
艾(もぐさ)やさんが昔のまま何件か残っています。
今も古民家が点在しており、町並みには宿場時代の面影がよく残っています。
晴れていれば柏原宿歴史館も訪ねると良いのですが。
吹雪で車の外へは寒くて出られず車内からの撮影で曇っています。
雪がひどくなって来たので景色を見ながら通過。
あっというまに醒ヶ井宿。

醒ヶ井宿ではいつも駅横の和風バイキングです。
地元の食材で何時もできたてで美味しいです。
品数も多く今年は若い人用のから揚げなども有りました。
私は食べられませんが(^^ゞ
三水四石の清らかなお水も また、格別です。
この時期、梅花藻はありませんが雪の地蔵川も風情があります。
コーヒーを飲む間も惜しんで次は石田三成ゆかりの観音寺へ向かいました。
参道は雪が一杯で足跡もありません。
秀吉と三成の出会いは、この寺で三碗の才といわれてますが、最初はぬるめのお茶、2杯目は若干熱め、3杯目は熱いお茶を少量という心遣いが秀吉の心をとらえたそうです。
境内はまるで水墨画のようでした。
もうすぐはぁるですね~♪ 参道の溝にふきのとうです。
ナビゲーターはゆっくりはさせてくれません。
観音様に合いに来たのですから。
でもその前に長浜街道からの伊吹の唯々汚れのない白い山を見ながら少しマイナーなところへ。
敏達天皇皇后息長廣姫(おきながひろひめ)息長陵です。
墳墓は壊れて裏手は民家だそうです。(ナビ談)
本日の目的地渡岸寺観音堂へ
渡岸寺観音堂(向源時)
パンフレットと同じ位置から撮って見ました。
案内板は見えないですよね!
要約すると姉川の合戦の時、信長の兵火から守るため住僧功園は門信徒と共に命がけで観音像をはじめ多くの仏像をこの地に埋めて災禍を逃れたと伝えられているそうです。

国宝十一面観世音
撮影禁止のためwikipediaからお借りしました。
撮影禁止のためwikipediaからお借りしました。
本当に美しいです。
説明はしません。
ご自分でお会いに行ってください。
お堂に安置される十一面観音は、日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作といわれ、祈りの仏にふさわしい、慈愛に満ちたお姿の観音さまです。(滋賀県観光情報より)
最後にこれも村人(区)が守る十一面観世音菩薩に会いに石道時へ向かう。

大正3年に参詣と保全に便利な里地にもっとも近いこの北山にお厨子と共に移して来たとの話ですが今でも十分山奥でした。
この後、琵琶湖を見たいということで水鳥ステーション(水鳥公園の隣)へ行きましたがコーヒーを飲んでるうちに吹雪になり水鳥がいるかどうかも確認できません。
雪の琵琶湖見ながら米原駅までドライブしました。
米原駅まで送ってもらったので名古屋組より早く家に着きました。
もう、次を楽しみにしています。
「スカーレット」のロケ地 信楽窯元散策
栗東の旧東海道を歩く
マイナーな歴史散歩② 旧東海道鈴鹿峠
マイナーな歴史散歩① 垂水斎王頓宮跡
惟喬親王伝説と木地師の里
8月16日聖衆来迎寺の虫干し拝観
野洲をはじめて歩いてきました。
【歴史講座】1/21(土)~歴史の分岐点大津-古代・戦国・近代《全3回》に参加
栗東の旧東海道を歩く
マイナーな歴史散歩② 旧東海道鈴鹿峠
マイナーな歴史散歩① 垂水斎王頓宮跡
惟喬親王伝説と木地師の里
8月16日聖衆来迎寺の虫干し拝観
野洲をはじめて歩いてきました。
【歴史講座】1/21(土)~歴史の分岐点大津-古代・戦国・近代《全3回》に参加
Posted by 爺爺の手習い at 23:38│Comments(4)
│歴史散歩
この記事へのコメント
はじめまして…!?近江大好きジジィです。
この季節、雪の近江行は一見無謀かに思えますが・・いやいや近江側から見る雪の伊吹は美しいものです。さぞかし古代豪族息長氏はこの地でどのように暮らしていたのでしょうか?天皇に娘をさしだしたこの血は伊吹の山にその名を残しただけでしょうかね?
近江を歩くと良くも悪くも信長が邪魔をしてきます。姉川合戦、賎ゲ岳の戦いなどで荒らされてきた地で仏様を守ったのは、その苦しみを知っている民百姓達でしたのでしょう。
こうして美しいお姿を拝見できることは本当に幸せですね。この日の真っ白な景色の中で・・・
このような雪の中で、石道寺を守って下さっていた老夫婦?我々しか拝観者がいなかったと思うのですが?お堂のなかでひっそりとテープを流して、「ゆっくり観ていって下さい」と言われた言葉の中に、この仏様をい慈しむお心が感じられて嬉しかったですね。
この季節、雪の近江行は一見無謀かに思えますが・・いやいや近江側から見る雪の伊吹は美しいものです。さぞかし古代豪族息長氏はこの地でどのように暮らしていたのでしょうか?天皇に娘をさしだしたこの血は伊吹の山にその名を残しただけでしょうかね?
近江を歩くと良くも悪くも信長が邪魔をしてきます。姉川合戦、賎ゲ岳の戦いなどで荒らされてきた地で仏様を守ったのは、その苦しみを知っている民百姓達でしたのでしょう。
こうして美しいお姿を拝見できることは本当に幸せですね。この日の真っ白な景色の中で・・・
このような雪の中で、石道寺を守って下さっていた老夫婦?我々しか拝観者がいなかったと思うのですが?お堂のなかでひっそりとテープを流して、「ゆっくり観ていって下さい」と言われた言葉の中に、この仏様をい慈しむお心が感じられて嬉しかったですね。
Posted by がり at 2013年03月01日 02:34
がりさん おはようございます。
コメント有難うございます。
稚拙なブログでがりさんに見ていただくのも恥ずかしいですが、本当に素晴らしい歴史散歩でした。
がりさんのホームページのUP楽しみに待っています。
コメント有難うございます。
稚拙なブログでがりさんに見ていただくのも恥ずかしいですが、本当に素晴らしい歴史散歩でした。
がりさんのホームページのUP楽しみに待っています。
Posted by 爺爺の手習い
at 2013年03月01日 08:08

こんばんは~♪
歴史散歩のお仲間 同じ趣味のグループの集まりは楽しいですね~^^
渡岸寺観音堂の有名な十一面観音 写真からも美しいお姿です
今年は是非お参りに伺いたいと思います。
歴史散歩のお仲間 同じ趣味のグループの集まりは楽しいですね~^^
渡岸寺観音堂の有名な十一面観音 写真からも美しいお姿です
今年は是非お参りに伺いたいと思います。
Posted by パル
at 2013年03月02日 18:52

パルさん こんばんは。
ありがとうございます。
渡岸寺観音堂の観音様は本当に美しいです。
後姿も見れるのですが腰がしなって女性の姿を借りています。
お勧めの観音様です。
帰りにパルさんのブログで見た水鳥公園へも寄りましたが吹雪でよく見えませんでした。
ただ、素晴らしい景色だけはしっかり見てきました。
天気のいいときにまた、行って見たいです。
ありがとうございます。
渡岸寺観音堂の観音様は本当に美しいです。
後姿も見れるのですが腰がしなって女性の姿を借りています。
お勧めの観音様です。
帰りにパルさんのブログで見た水鳥公園へも寄りましたが吹雪でよく見えませんでした。
ただ、素晴らしい景色だけはしっかり見てきました。
天気のいいときにまた、行って見たいです。
Posted by 爺爺の手習い
at 2013年03月02日 21:21

★★★ロシア語のスパムが多いので暫くは会員のみにしています。★★★