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ただいま2~3ヶ月に1回程度の不定期更新です(^-^;

2019年05月30日

栗東の旧東海道を歩く

春のお彼岸に、栗東市のボランティアガイド協会のイベントで旧東海道周辺を歩いてきました。

初めての栗東の街歩きでしたが旧東海道の雰囲気が残っており、旧家の建物には統一した屋号の札が掲げられた良い街並みでした。

石部宿と草津宿の中間地点にあり、「間の宿」と呼ばれていたそうで周辺8か所ほど巡りました。


旧和中散本舗
車で前を通ったことは有りますが中を見学するのは初めてでした。
薬屋だと思っていましたが小休(こやすみ)本陣も兼ねていたことを知らず、説明と見学で初めて知りました。
店の隣に立つ書院は、庭園を楽しめるように店から斜めに立てられていました。
大田南畝やシーボルトなど著名な人が訪れており、明治天皇が道中3回も立ち寄った記録が残っているそうです。

栗東の旧東海道を歩く
向かって左手に門と本陣の建物、右手奥に薬の製造所

栗東の旧東海道を歩く
小堀遠州の作といわる池泉鑑賞式の庭から眺める借景は日向山

ガイドだけでなく25代目当主の大角さんにも丁寧に案内して頂きました。
当主ご家族は今も店の裏で暮らし続けているとのことです。


新善光寺
お寺はよく行くのですが滋賀に善光寺があることを知りませんでした。
善光寺の一光三尊善光寺如来の分身を安置する鎌倉時代創建で、長野の善光寺と同じように本堂は壇木造りで楼門、戒壇巡り、牛、庭園などがありました。

栗東の旧東海道を歩く

栗東の旧東海道を歩く
当日はそんなに混んでいませんでしたが毎年、彼岸には盛大な法要が営まれ、多くの参詣者と出店で賑わうそうで、昔は草津線の臨時駅ができるほどの賑わいが有ったと言う事です。

当日のコース
手原稲荷-肩かえの松-一里塚-旧和中散本舗-福正寺-法界寺-長徳寺薬師堂-新善光寺-万年寺
 

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Posted by 爺爺の手習い at 18:18│Comments(2)歴史散歩
この記事へのコメント
その昔、栗太の頃からこの辺りは豪族と帰化人の文化漂うところで日本の原始点でもあるんでしょう。
大きな石塔や巨石、巨大寺院の存在がそれを示しています。

最近、中国人の友人がイオン湖南店に転勤したのであちこちの寺院を見てきなさいと教えています。
石部町に居を構えているので羨ましい限りです。

歴史は時間軸と場所軸を変化させるだけで無限に知る楽しみがえられます、場所軸という点では近江は宝箱ですよ。

健康に留意してあちこちの情報をまっています。
Posted by がり at 2019年06月07日 23:31
がりさん いつも有難うございます。

近江鉄道や草津線沿線は、交通の便が悪いのであまり行かなかったのですが旧和中散本舗の中が見たくて行きました。
天候は良くなかったのですが栗東の旧東海道は、正解でした。
広場の中のお堂に重要文化財のお地蔵さんがいたり、色々観て周っているつもりですがまだまだです。

最近の近江爺日記の文章良いですね。
読みやすいし、作家さんが書いているみたいです。
「春あらぬ」は「春ならぬ」の間違い発見しました。
Posted by 爺爺の手習い爺爺の手習い at 2019年06月09日 16:42
 
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