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ただいま2~3ヶ月に1回程度の不定期更新です(^-^;

2013年02月16日

勢多橋を制するものは天下を制する -壬申の乱から近江八景まで-

本日は、雪のちらつく寒い朝であったが瀬田川畔唐橋横の料亭あみ定で開かれた公民館共同の歴史探訪講座へ行ってきました。

安土城考古博物館副館長の大沼芳幸氏より昭和63年(1988年)、瀬田川浚渫工事に伴う発掘調査に元づく架橋年代別の5橋の特徴などの説明があった。

勢多橋を巡る諸相、はし・嘴・端・箸そして橋、琵琶湖文化を表象、勢多橋(唐橋遺跡)が語るもの等を豊富な知識と巧みな話術と肉付けで楽しく解りやすく説明を受けた。


印象に残った「はし」の解説です。
はし・嘴・端・箸そして橋

「はし」とは、離れているものを結びつける神聖なもの
嘴 鳥が嘴で子供に餌を与える。
端 出雲大社の階段、上の世界(神様)と下の世界(人間)を結ぶ
箸 食べ物をとって口に運ぶ
橋 神社、仏閣にある川(水)の無い橋 あの世とこの世を結ぶ、人間世界と神様仏様を結ぶ

勢多橋を制するものは天下を制する -壬申の乱から近江八景まで-

料亭あみ定前より 本日の唐橋


本日説明の唐橋遺跡(川底)は浚渫工事で今はありません。
豊かさと置換えに遺跡が無くなっていくことを嘆いておられました。同感です。

座学の後、講師の方の説明を聞きながら唐橋周辺を散策しました。


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Posted by 爺爺の手習い at 22:29│Comments(2)歴史散歩
この記事へのコメント
こんばんは。。。

 私は唐橋湖底遺跡については琵琶湖博物館でお話を聞く
機会がありました、(大沼さんだったかも知れません)

 はるか昔から勢多橋は天下分け目の重要な位置にあった為
何度も架け替えられているのと工法がいろいろ違っているようで
とても興味深くお話を聞いた記憶があります。

 今はなにげない所も紐解くと思いがけない歴史にはっと
するような場面に出会えるのが楽しいですね

 またいろいろとアップされるのを楽しみにしています
Posted by 森の妖精森の妖精 at 2013年02月18日 21:44
森の妖精さん こんばんは。
コメント有難うございます。
大沼氏は説明がお上手ですね。

いつも内容の無い投稿ですみません。
聞いたことをもっと書きたいのですが長くなるし、調べればわかることが多いので何時も端折っています。
滋賀県にも歴史関連サイトが色々ありますので、今度リンク一覧をまとめて投稿します。
Posted by 爺爺の手習い爺爺の手習い at 2013年02月18日 22:10
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