2013年03月24日
贅沢な比叡山ハイキング
3月21日に大津市坂本市民センターの<<春の比叡ハイキング>>で比叡山へ登ってきました。
副題は「阿闍梨さんとともに回峰行者道を歩こう」で、なんと先達は藤波源信大阿闍梨。
コースは無動寺坂道で庄墓の北側から登り無動寺明王堂を通って延暦寺ケーブル駅で昼休憩。
根本中堂から西塔の釈迦堂、瑠璃堂を巡り下山は坂本ケーブル。
自宅を出て帰るまで25,845歩17キロでした。
比叡山延暦寺は名古屋の友人に連れられて何回か行っていますが徒歩で上がるのは今回が初めてです。
また、藤波源信大阿闍梨も飯室谷の松禅院に友人に連れられて何回かお参りして面識があります。
腰痛持ちで山道には余り自信は無かったのですが阿闍梨さんの名前を見て即決しました。
当日は寒の戻りで坂本で8℃と寒かったのですが、お陰さまで晴天に恵まれました。
9時に坂本市民センターを出発し庄の辻から庄墓の北側の登り口から上がりました。
ここが庄墓との説明があったのですがネットで調べても出てきませんでした。
庄墓って何ですか。ご存知の方がありましたら教えてください。
なだらかな坂道を15分ほど歩いて最初の休憩。
水飲地蔵の近くでここから不動坂が始まります。
休憩の後、急な石段を15分位かけて登りました。
距離は4~500mぐらいとの事ですが無動寺坂の中では最も険しい心臓破りの急坂で、「ハァハァ」言いながら何とか登りました。
登り切ったら左足の太ももが痙攣していました。(ーー;)
登り切ったところで2度目の休憩。
皆さんお元気です。
誰一人取り残されませんでした。
後で聞いたのですが、よくお話をして頂いた世話役の文化協会会長さんは、何と81歳とのこと。
私よりお元気でした。ガンバろぉ・・・
真中が藤波源信大阿闍梨。
一昨年お会いした時よりもふっくらとされています。
正井観順阿闍梨を供養するための石不動の祠
明治43年に二千日回峰を満行したあと、三千日にいどみ2,550日の早朝ここで入定されたと伝えられているとの事です。
中間地点にある紀貫之の墓 従是九丁(約1キロ)の石標(10:34)
近くには和労堂跡があり地蔵尊が祀られていました。
ここから2~300m登ると景観がよくなり眼下に大津が見えてきた。
ここは古松や大きな岩があって塔の岩といわれ、回峰行者が唐崎や三井寺を遥拝する地点だそうですが何故か写真を撮っていない。
また、途中一列でないと通れないところもあり痙攣した足が不安であった。
この後、緩やかな下り坂のあと最後の急坂を登る。
息は切れ切れ、足はガクガク。
やっとのことで 玉照院に到着したが特徴ある中国風の門を撮り忘れる。
かなり疲れが出てきた。
この石段を登り無動寺明王堂へ向かう。
明王堂の階段下の護摩堂へやっと到着しました。
後は石段を登るだけなのだが・・・
この上の明王堂へ行くのに急な石段を登るか、なだらかな道を行くかで全員急階段を選択。
私は手すりにぶら下がりながら残された最後の力を振り絞る。(~_~)
写真は有りませんが、同じく階段下の法曼院は無動寺谷の総本坊で、千日回峰を満行した大阿闍梨が輪番で住持し、相応和尚を祀り、不動明王に仕え、弟子の行者を育て、信徒のために加持祈祷をしているそうです。
明王堂からの展望。
真中は、大津京の高層マンション。
明王堂を出て延暦寺ケーブル駅に向かう何回か通った事のある緩やかな坂道が結構辛かった。
延暦寺ケーブル駅到着11:30分
阿闍梨さんは、ここまで(後で気づいたので御礼も言えず。)有難うございました。
12時15分までお昼休憩。
ケーブルカーでは日本最長で大正ロマン漂う駅舎です。
延暦寺ケーブル駅から見る展望
天気もよく沖島も八幡市内も綺麗に見えました。
午後は、根本中堂、大講堂、弁慶水、山王院をとおり西塔の釈迦堂と瑠璃堂を巡った。
左:大講堂(本尊大日如来) 昭和31年に消失し山麓(比叡山高校)に有った讃仏堂を移築
右:戒壇院の裏側
左:浄土院(伝教大師御廟)十二年間籠山の侍真僧により今も生きておられるがごとくお世話をしています。
右:釈迦堂へ向かう。
浄土院の正面に長い石段があります。
上から見る浄土院は中々の景観ですが、段差が高く帰りは足が上がらず泣きました。(>_<)
左:にない堂(常行堂・法華堂)
右:釈迦堂の仏足跡
左:釈迦堂(転法輪堂とも西塔中堂とも称される)信長の焼き討ち後、秀吉が大津の三井寺から移す。
右:釈迦堂からドライブウェイを横断して大木の中を瑠璃堂へ向かう。
左:瑠璃堂 信長の焼き討ちを逃れた唯一の建物で室町末期の建築様式を伝え比叡山では珍しい唐様建築です。
右:山王院(千手堂とも呼ばれる)境内に鎮守山王権現を勧請し祀っているので山王院と呼ばれている。
左:弁慶水 豊富な閼伽水(あかすい)が湧出している。
右:阿弥陀堂
左:法華総寺院東塔
右:戒壇院おもて側
ここから根本中堂まで戻りケーブル延暦寺駅14時30分発のケーブルカーで下山しました。
帰りはケーブルでよかったぁ~
お陰さまで有意義な一日を過ごさせていただきました。
説明は配布資料を引用させていただきました。
合掌
副題は「阿闍梨さんとともに回峰行者道を歩こう」で、なんと先達は藤波源信大阿闍梨。
コースは無動寺坂道で庄墓の北側から登り無動寺明王堂を通って延暦寺ケーブル駅で昼休憩。
根本中堂から西塔の釈迦堂、瑠璃堂を巡り下山は坂本ケーブル。
自宅を出て帰るまで25,845歩17キロでした。
比叡山延暦寺は名古屋の友人に連れられて何回か行っていますが徒歩で上がるのは今回が初めてです。
また、藤波源信大阿闍梨も飯室谷の松禅院に友人に連れられて何回かお参りして面識があります。
腰痛持ちで山道には余り自信は無かったのですが阿闍梨さんの名前を見て即決しました。
当日は寒の戻りで坂本で8℃と寒かったのですが、お陰さまで晴天に恵まれました。
9時に坂本市民センターを出発し庄の辻から庄墓の北側の登り口から上がりました。
ここが庄墓との説明があったのですがネットで調べても出てきませんでした。
庄墓って何ですか。ご存知の方がありましたら教えてください。
なだらかな坂道を15分ほど歩いて最初の休憩。
水飲地蔵の近くでここから不動坂が始まります。
休憩の後、急な石段を15分位かけて登りました。
距離は4~500mぐらいとの事ですが無動寺坂の中では最も険しい心臓破りの急坂で、「ハァハァ」言いながら何とか登りました。
登り切ったら左足の太ももが痙攣していました。(ーー;)
登り切ったところで2度目の休憩。
皆さんお元気です。
誰一人取り残されませんでした。
後で聞いたのですが、よくお話をして頂いた世話役の文化協会会長さんは、何と81歳とのこと。
私よりお元気でした。ガンバろぉ・・・
真中が藤波源信大阿闍梨。
一昨年お会いした時よりもふっくらとされています。
正井観順阿闍梨を供養するための石不動の祠
明治43年に二千日回峰を満行したあと、三千日にいどみ2,550日の早朝ここで入定されたと伝えられているとの事です。
中間地点にある紀貫之の墓 従是九丁(約1キロ)の石標(10:34)
近くには和労堂跡があり地蔵尊が祀られていました。
ここから2~300m登ると景観がよくなり眼下に大津が見えてきた。
ここは古松や大きな岩があって塔の岩といわれ、回峰行者が唐崎や三井寺を遥拝する地点だそうですが何故か写真を撮っていない。
また、途中一列でないと通れないところもあり痙攣した足が不安であった。
この後、緩やかな下り坂のあと最後の急坂を登る。
息は切れ切れ、足はガクガク。
やっとのことで 玉照院に到着したが特徴ある中国風の門を撮り忘れる。
かなり疲れが出てきた。
この石段を登り無動寺明王堂へ向かう。
明王堂の階段下の護摩堂へやっと到着しました。
後は石段を登るだけなのだが・・・
この上の明王堂へ行くのに急な石段を登るか、なだらかな道を行くかで全員急階段を選択。
私は手すりにぶら下がりながら残された最後の力を振り絞る。(~_~)
写真は有りませんが、同じく階段下の法曼院は無動寺谷の総本坊で、千日回峰を満行した大阿闍梨が輪番で住持し、相応和尚を祀り、不動明王に仕え、弟子の行者を育て、信徒のために加持祈祷をしているそうです。
明王堂からの展望。
真中は、大津京の高層マンション。
明王堂を出て延暦寺ケーブル駅に向かう何回か通った事のある緩やかな坂道が結構辛かった。
延暦寺ケーブル駅到着11:30分
阿闍梨さんは、ここまで(後で気づいたので御礼も言えず。)有難うございました。
12時15分までお昼休憩。
ケーブルカーでは日本最長で大正ロマン漂う駅舎です。
延暦寺ケーブル駅から見る展望
天気もよく沖島も八幡市内も綺麗に見えました。
午後は、根本中堂、大講堂、弁慶水、山王院をとおり西塔の釈迦堂と瑠璃堂を巡った。
左:大講堂(本尊大日如来) 昭和31年に消失し山麓(比叡山高校)に有った讃仏堂を移築
右:戒壇院の裏側
左:浄土院(伝教大師御廟)十二年間籠山の侍真僧により今も生きておられるがごとくお世話をしています。
右:釈迦堂へ向かう。
浄土院の正面に長い石段があります。
上から見る浄土院は中々の景観ですが、段差が高く帰りは足が上がらず泣きました。(>_<)
左:にない堂(常行堂・法華堂)
右:釈迦堂の仏足跡
左:釈迦堂(転法輪堂とも西塔中堂とも称される)信長の焼き討ち後、秀吉が大津の三井寺から移す。
右:釈迦堂からドライブウェイを横断して大木の中を瑠璃堂へ向かう。
左:瑠璃堂 信長の焼き討ちを逃れた唯一の建物で室町末期の建築様式を伝え比叡山では珍しい唐様建築です。
右:山王院(千手堂とも呼ばれる)境内に鎮守山王権現を勧請し祀っているので山王院と呼ばれている。
左:弁慶水 豊富な閼伽水(あかすい)が湧出している。
右:阿弥陀堂
左:法華総寺院東塔
右:戒壇院おもて側
ここから根本中堂まで戻りケーブル延暦寺駅14時30分発のケーブルカーで下山しました。
帰りはケーブルでよかったぁ~
お陰さまで有意義な一日を過ごさせていただきました。
説明は配布資料を引用させていただきました。
合掌
「スカーレット」のロケ地 信楽窯元散策
栗東の旧東海道を歩く
マイナーな歴史散歩② 旧東海道鈴鹿峠
マイナーな歴史散歩① 垂水斎王頓宮跡
惟喬親王伝説と木地師の里
8月16日聖衆来迎寺の虫干し拝観
野洲をはじめて歩いてきました。
【歴史講座】1/21(土)~歴史の分岐点大津-古代・戦国・近代《全3回》に参加
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この記事へのコメント
さすが大津に住んでる方は幸せですね!藤波阿闍梨さんと無動寺坂をご一緒できるんですから…。天気のいい日でよかったですね。
この坂は一日回峰でも最後の難関と云われるものだそうで、貴方の知り合いの鈴木さんは三回程の参加で毎度辛いと言ってました。
明王堂からの、ケーブル駅からの眺めは良いですね!滋賀県が丸見え!っていう感じです。
それにしても藤波源信阿闍梨さん少しばかりでなくふっくらされてますね!
この坂は一日回峰でも最後の難関と云われるものだそうで、貴方の知り合いの鈴木さんは三回程の参加で毎度辛いと言ってました。
明王堂からの、ケーブル駅からの眺めは良いですね!滋賀県が丸見え!っていう感じです。
それにしても藤波源信阿闍梨さん少しばかりでなくふっくらされてますね!
Posted by がり at 2013年03月24日 23:14
がりさん
いつも有難うございます。
次回は、ご一緒に!
いつも有難うございます。
次回は、ご一緒に!
Posted by 爺爺の手習い at 2013年03月24日 23:34
★★★ロシア語のスパムが多いので暫くは会員のみにしています。★★★