爺爺の手習い

日曜日(3/15)に、おやじのたまり場主催の古都大津・歴史街道探訪で瀬田の唐橋と近江国庁関連遺跡を訪ねてきました。
前日朝まで雨の予想で心配していましたが晴れ間も見える探訪日よりでした。

色々行っているつもりですが大津市内は湖西が多く、瀬田方面は初めてだったので参加しました。なんと100名以上の応募があったそうで3班に分かれての探訪です。

近江国庁跡は地図にも載っていますが、関連遺跡は地図になく埋め戻されているのでただの空き地で、表示も無いのでので一人では行けません。
博識なガイドさんの案内と説明ありがたいです。


近江国府跡（近江国庁跡、惣山遺跡、青江遺跡、中路遺跡と史跡堂の上遺跡）は今で言う県庁を中心とする官庁街で、大国にランク付けされた豊かな国で知事（近江国守）は、なんと藤原仲麻呂も担当していました。

藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)で彼の地盤となっていた近江国の国衙を目指したそうですが、真備に勢多橋を焼かれて行けなかったようです。。

平安時代中期頃に使われなくなった後、どこにあるか分からなくなっていたところ昭和35年神領団地を作るときに瓦や土器が見つかり発見されたとの事です。



東郭　木装基壇跡、周囲は高い堀に囲まれていた。
政庁の建物（正殿、後殿、東西脇殿）は左奥。


行程（13㎞）
JR・京阪石山駅-鳥居川御霊神社-瀬田の唐橋-雲住寺-堂の上遺跡-建部大社-中路遺跡-青江遺跡-惣山遺跡-近江国庁跡-若松神社と陶棺-西行屋敷跡-野神社旧跡-一里塚-JR瀬田駅