爺爺の手習い

本日は、公民館講座の篆刻（てんこく－はんこ）体験に行ってきました。

最近始めた仏像の切絵に押したくて作ってみたいと思っていました。

　
膳所出身の大正時代の篆刻家、園田湖城（日展審査員も務めた有名な方らしいです。）の門下近江印杜の先生と先生のお弟子さん5名が5名の体験者に教えるという非常に贅沢な体験をしてきました。

初めてでしたが実際に使えるものを2本も彫ることができ喜んでいます。




一通りの説明の後、印材（青田青白章石）に裏文字を書いて彫り始めました。
正式には筆で書くとのことで墨、朱の墨を擦っていただいていましたが、私は手が震えてとても書けないので鉛筆で書きました。




印床もお借りして印刀で彫り始めました。
結構楽しいです。

想像したより柔らかくて子供のころに経験した蝋石みたいな感じです。





結構早く彫れたので2本挑戦。



参加者5名の作品です。　　　　　　　　　　　先生が印章と封筒に書を入れてくれました。
教本はひらがなでしたが漢字でも
良いとの事で私は”昭”を彫りました。

13時～15時半、参加費200円、お金は無くても習いたい私にとって有意義で実益のある体験でした。


2012.12.16　追記
大津市島の関の大津公民館で毎月第１土曜に講座を開いているとの事です。
興味ある方は問い合わせてみてください。
篆刻材料はピンきりですが初心者用なら印刀150円、印材（石）15ミリ角5センチで89円ぐらいとの事で意外と安く出来るようです。（京都烏丸五条下がる　書游）
以上、お世話になりましたので告知しておきます。