2015年10月21日
記紀万葉のふるさと桜井の古社寺巡拝
重なりあった青い垣根の山、その中にこもっている大和は、美しい
名古屋の友人たちとの社寺散策、いつもは北近江が多いのですが、今回(10/17)は紅葉前の静かな奈良桜井を散策しました。
（それにしてもGoogleフォトは便利ですね。適当に撮った写真から勝手にパノラマ写真を作ってくれました。 クリックしてみてください。）
名古屋の車に天理駅で同乗し、さっそく桜井市聖林寺の国宝十一面観音をめざす。
聖林寺は、この次に向かう談山・妙楽寺（現在の談山神社）の支院の一つであり、藤原定慧を開基としている。
ご本尊は、丈六の大きなお地蔵さん（子安延命地蔵菩薩）、こんな大きな石仏のご本尊は、初めて見ました。
国宝十一面観音は、かつては三輪山・大御輪寺の本尊で、「古寺巡礼」の著者、和辻哲郎が気高いその姿を絶賛した、天平彫刻の傑作として有名。
気品に満ち、すこし怖く見えるお顔立ちですが、指先は微妙な変化を見せ、まるでローマの彫刻のよう。
十一面観音に後ろ髪をひかれながら次に向かうは、大化の改新談合の地、談山神社
藤原（中臣）鎌足をまつる神社で、鎌足と中大兄皇子がこの地で蘇我入鹿を討つ相談をしたことから談山神社という名前がついたそうです。
多武峰観光ホテル5階レストランからの展望
左上は、談山神社のシンボル木造十三重塔
境内には、パワースポットで談山から流れる滝があり、清らかな空気に心身が洗われていくような気がしました。
紅葉は11月中旬ごろで大きなイチョウが至る所にあり、四季折々の美しい自然は関西の日光といわれるほど美しいそうです。（我々は、いつも季節を外していますが(*_*;）
昼食は、司馬遼太郎が「竜馬がゆく」を書いたという神社前の観光ホテルのレストラン（食堂？）で食べました。
昭和の香り漂うレトロなホテルですが展望もよく各界の著名人もくるとのことで、久しぶりの贅沢でした。
談山神社から30分弱。めったに桜井まで来ることはないが、二十何年前に来たお寺がある。
真言宗豊山派総本山の寺 長谷寺。
仁王門と本堂まで399段の登廊「花の御寺」と称されており、登廊沿いに牡丹が植えられ、春は咲き誇る牡丹の競演が圧巻とのことです。
本尊の木造十一面観音立像は10メートルを超える巨像で右手には数珠とともに、地蔵菩薩の持つような錫杖を持つ独特の形式。
721（養老5）年初瀬で１本の楠の霊木から2体の観音像がつくられ、もう1体は鎌倉の長谷寺の本尊だそうです。
室生寺も予定していたのですが聖林寺で長居をしたので、次回の楽しみにします。
今回の巡拝で談山・妙楽寺の比叡山からの修行僧、紀貫之、フェノロサなど、近江と関係のある名前が出てきて親しみを感じました。
帰りは、草津線の柘植で下してもらいのんびり帰ってきました。
風呂混合栓 水漏れ修理をするがスッキリしない。
一つの木に赤白ピンクの花が咲いている
ペットボトルで作るマスクフレーム
笑門来福
スマホのアンテナが立たない、電波の入りが悪い原因
最近の食パンは、カビが生えないの？
大津市 新型コロナのワクチン接種予約をしてみて感じた疑問点など
殺菌灯(紫外線UVC)で新型コロナウイルス対策
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この記事へのコメント
倭は国のまほろば．．．なんて言葉を聞くと、奈良への旅情をかき立てられます。
いい季節ですね。
奈良へ行きたくなりました♪
いい季節ですね。
奈良へ行きたくなりました♪
Posted by sho惑星
at 2015年10月26日 07:36
at 2015年10月26日 07:36sho惑星さん こんにちは。
いつもありがとうございます。
近江も良いですが大和も良いですね。
私は修行なので良い季節は行けませんが11月中旬が見ごろだそうです。
いつもありがとうございます。
近江も良いですが大和も良いですね。
私は修行なので良い季節は行けませんが11月中旬が見ごろだそうです。
Posted by 爺爺の手習い at 2015年10月26日 14:25
at 2015年10月26日 14:25★★★ロシア語のスパムが多いので暫くは会員のみにしています。★★★
